2004年10月メーサイ
2004年
【チェンマイ】
10月12日カンペンディン通りのガーデックスというトラベルエージェンシー(日本語を話すおばさん)にラオスビザを依頼。30日ビザ。エクスプレスで1900バーツ。かなりぼられた感じ。他の代理店の話でもアライバルビザは15日間のしか取れないらしいので、旅行会社に頼むことにした。ビザ申請フォームにはraceという項目があった。Japaneseと書いておいた。
15日。ラオスビザのついたパスポートを受け取る。午後1時半のエアコンバスでチェンライに向かう。チェンライホテル(清莱旅社)にチェックイン。ラオスビザにはdurationのところが何も書いてない。空欄になっている。これが不安。ほんとうに30日あるのか。
【メーサイ】
18日。チェンライホテルを昼ごろチェックアウト。
メーサイ行きのバスに乗る。バスには売春婦連れのファランが一人乗っていた。
途中でバスに乗り込んできたタイ警察は、私のパスポートをしつこくチェックしたが、売春婦連れ白人のほうは(当然)ノーチェック。これまでは私もほとんどノーチェックだったが。
いつだったか、インド人顔のタイ人男性がこの路線に乗っていたことがあった。その人はIDカードも提示していたが、タイ警察にべたべたと身体をさぐられていた。
メーサイではいつものSureerat Restaurantの部屋が満室だったので、向かいのダウDawゲストハウスにチェックイン。
19日。Dawをチェックアウト。スリラートはあいかわらず満室なので、バンブーゲストハウスに行く。150バーツの部屋。良く見たら、隣のキングコブラゲストハウスの部屋だった。
バンブーがキングコブラを併合していた。壊れた湿気たベッド。
バンブーはもう日本人の経営ではなくなっていた。
20日。川沿いの道東側の「メーサイコンプレックスホテル」に入る。エアコン300バーツ。昼はあまり効かず、夜は効きすぎる。変なにおいがする。
21日。メーサイコンプレックスをチェックアウト。
スリラートの窓側の部屋に入る。200バーツ。窓側はうるさい。
22日。スリラートの3号室(3階の奥側)に入っていた日本人がでたので、そこに移る。
荷物整理をしていたら、日本から持ってきた5万円のTCがなくなっているのに気づいた。他のものは現金も含めてそろっているので、何処かに自分で捨ててしまったようだ。要らない書類を処分したときに一緒に捨ててしまったのかもしれない。番号の控えも無い。
25日。トラベラーチェックを買おうとしてメーサイの銀行を回るが、どこも売っていない(ミリタリーバンク、クルンタイ、カシコーン)。銀行で300ドル、商店で200ドル買う。商店は興義か義興かそんな名前の問屋のようなところ。銀行のほうがレートは良いが、商店の方が札は新しく、古いものは替えてくれと言えば替えてくれる。2003年のをくれというとくれる。この店のオヤジはいつも分厚い札束を持っている。すごい現金がまわっている店だ。銀行のドル売り41.25バーツ/ドル、ブラック41.50バーツ/ドル。
メーサイやチェンマイの銀行が売るドル札はツーリストが両替したもの。ツーリストが落としたドル札があるときは売ってくれるが、それが無いときは無い。ツーリストが持ってきた札なので、汚いものが多い。
メーサイホスピタルに行く。
夜は冷え込み、風邪気味。フリースジャケットを着て寝てもまだ寒い。
補遺:メーサイでは、ほぼ毎日朝の8時と夕の6時にタイ国歌が流れる。国歌の流れているあいだは、仕事中であっても急いでいても起立清聴が強要される。国歌の時間が来ると国境の前の警察官がピーという笛を吹き、表に出ている有色人種はすべて直立不動で清聴しなければならない。
白人ツーリストは無視して歩いているが、それについては誰も文句を言わない。しかし、日本人を含む有色人種がこれに従わずに歩いていると、タイ人市民が怒り出すことがある。私はこれを経験している。
メーサイで外に出て働いている人はミャンマー人など外国人も多い。屋台や店で働いているミャンマー人等は、不法滞在者ではなく、かなりの大金をタイの役所に払ってパーミットを取り合法滞在している人たちである。彼らも起立清聴に絶対に従わなければならない。
タイ政府は、警察の威嚇をもって私たちに起立清聴を強要すると言うなら、白人たちにも同じことを強要してみたらどうだろう。タイ人にそれができるだろうか。
短期ツーリストにとってはなんでもないことのようだが、すこし長期滞在してみると、タイ国家によるこの異邦人に選別的に及ぶ思想統制および「感性のコントロール」がたまらなく嫌になる。
というのは、この感性のコントロールの基礎にもまた、肌の色によって人間の扱いを変えるのを当然と考える人種主義、帰属勢力(出身国や人種)の強さや財力によってその人の法的扱いさえ変えることを恥じない事大主義、というタイ人に顕著な体質(人種差別体質、事大主義体質)があるからだろう。彼らのそのような体質には政治思想(の右左等)とは無関係に嫌悪を感じる。
タイ政府・市民が、有色人種の外国人に対するのと同じように高圧的に、白人にも同じことを要求すると言うのなら、私は彼らの政策になんの異議も申し立てるつもりはない。
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