Dead Rental Wives・・・・インド洋津波一周年
インド洋津波に際しタイのビーチで亡くなった「レンタルワイフ」たちを悼む。
あのとき多くのレンタルワイフたちがプーケットで死んだことは一切報道されない。
白人男にプーケットに連れて来られて遭難した、多くが貧しいイサーン地方出身の娘たち。
レンタルワイフたちはバービア、ゴーゴーバー、カラオケ、エスコートクラブ、白人専門女紹介組織・・・などで客を見つける。月1万バーツから3万バーツ(当時1バーツ=約2.7円)で外国人客と契約し、セックス、観光ガイド、通訳、暇つぶし、身の回りの世話など一切をする。
タイ人救助隊も白人ツーリスト救助を最優先・最重要任務にした。
色が黒く「醜い」イサーン女などは見向きもされなかっただろう。タイ人にとって色が黒いということは「醜い」と同義であり、醜いことや貧しいことは「悪徳」と同義でさえある。
自分は運良く生き残り、最優先に救助され、自分が買って連れまわしていた女が行方不明になっていた白人ヴァカンス客たちは、何を思い、どんな顔で帰って行ったのだろうか。
おおかたコソコソと逃げて帰ったのだろう。
その女とプーケットにいたことを家族に言えない連中も多かったはずだ。
実際、プーケットでの外国人遭難者の名前を公表することに対してはヨーロッパで「プライバシーの侵害」であるという声があがっていた。
「ひどい目にあった。
やっぱりアジアは怖いところだ。
しかし俺は運がよかった。
俺は一人でバカンスに来ただけだ。
払うものはちゃんと払った・・・・」
彼らは一貫して何も語っていない。
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Dead Rental Wives
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