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2006年2月14日 (火)

「世界を興奮させた」テムズ川クジラ救出作戦に「日本は音無しの構え」「銛があれば日本人はもっと興味がわいた」 デイリーテレグラフが日本人非難

産経新聞31日「世界は日本・アジアをどう伝えているか テムズ川の救出作戦」より

<テムズ川の救出作戦は「世界を興奮させた」。(にもかかわらず)

世界でクジラを捕獲する数少ない国の一つである日本では報道は音なしの構えで、せいぜい(河畔に立つ)英議会議事堂近くをクジラが泳ぐ写真を短い文とともに載せただけだった。たぶん、銛(もり)があればもっと興味がわいたのだろうが

「1240年にもテムズ川にクジラが迷い込んだとの記録があるが、当時の人たちは上流に追い込んで銛でしとめた」
記事の主眼は英国人も昔はクジラを捕っていたのだ」と、ざんげすることにあるのではない。
「今回の救出活動は、この生き物への感情の特筆すべき変化を浮き彫りにしている」とある。つまり、英国人はますますクジラを愛するようになった、といいたいわけだ。>

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ほんの800年ほど前は、アングロサクソンは自然を愛でる心など一片もないどうしようもない野蛮人だったと自慢してることにもなるが。

少なくとも日本人はイギリス人のように動物いじめに狂奔する伝統文化は持たない。

世界はイギリス中心だとでもまだ信じてるんだろうか。
テムズ川のニュースは、世界のニュースでなくローカルニュースに過ぎないのだが。

「多摩川のタマちゃん」や「東京湾に迷い込んだコククジラ」について、彼らは報道したのだろうか。

「(日本人は)銛があればもっと興味がわいたのだろうが」というデイリーテレグラフの報道は、明らかに人種主義であり、日本人に対する「野蛮認定」である。

彼らには常に「野蛮」の再定義をし続ける必要がある。

反捕鯨運動が人種主義運動にほかならないことはハッキリした。

もとより、白人によるあらゆる環境主義運動、人権運動等のきれいごとすべてが、本質的に人種主義に動機付けられているのである

先に自然を収奪し、環境を破壊し、奴隷狩り・奴隷売買・奴隷使役を含む搾取・収奪により蓄積した富によって確固たるファンドを築き上げ、その利息(英語代を含む)の上にいまの豊かさを享受している白人たちとしては、這い上がろうとする有色人種はぜひとも引きずりおろさなければならない。

すでに這い上がった日本人に対しては、彼らはどうしても「野蛮」認定しなければならない。それができなければ、イギリス白人のみならず、世界中で白人が白人であるがゆえに現在享受している不合理な諸特権を合理化できないからである

彼らは無限に「野蛮定義」をし続けなければならない理由がある。人種主義はすべて、この白人の「野蛮定義」から発している。

日本に落とした原爆、東京大空襲、ベトナムに落とした枯葉剤やナパーム弾や燐爆弾やマグネシウム爆弾は、「ホロコースト」でも「人権侵害」でもない。

彼らはそれらに心を動かされることはない。

なぜなら、それらは、彼らの野蛮の「定義」から外れているからである。倫理的な「定義」は感情をも制約するのである。

贅沢のために子牛をいくら殺していても、その場面を自分で見でもしない限りは、残虐に感じないのと同じである。

しかし、「日本人が鯨を食べるために捕獲する」ということは、彼らの「野蛮定義」に当てはまる。

すなわち、「日本人」「鯨」「殺す」「食べる」、これらの諸要素が彼らの「野蛮定義」のど真ん中に当てはまるのである。

したがって、その日本人の行為は、許しがたい残虐行為であり地球上から撲滅すべき野蛮であるということになる。

地球上から第一に撲滅すべき「野蛮な」悪習は、「日本人の捕鯨」か「アフリカの女子割礼」か、という勢いになる。

それもそのはず、最初に彼らがそのように定義したからにほかならない。

事実彼らは、「日本人は科学調査のためといいながら、その鯨肉を食べている」という非難のしかたをする。

本人がやる場合は、無駄に廃棄処分するよりも、捨てずに食べることのほうが非難されるのである。

いくら捕獲量が科学調査に必要最小限のものであり、肉を捨てるほうがもったいないと日本人が主張したとしても、「日本人が」鯨肉を「食べる」ことへの白人の非難は、募ることはあっても収まることはない。

白人が自分たちで勝手に用意した「野蛮定義」によって、最初から、感情の流れがそうなるように組み立ててあるからである。

 
関連記事:

日本捕鯨に批判広告 英紙、「テムズ川」絡め
http://iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/2006/01/post_8083.html

グリーンピース、クジラの死骸を在独日本大使館前で公開  日本非難のキャンペーン
http://iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/2006/01/__ae3a.html

【イギリス政府発表】捕鯨反対で17カ国が声明 日本政府に抗議 (白人の反捕鯨運動が反日人種主義運動にほかならないことの理由付)
http://iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/2006/01/post_6270.html


白人の「野蛮定義」の意味について:

「NYタイムズ日本たたき顕著」(産経新聞)
http://iscariot.cocolog-nifty.com/kuantan/2005/11/ny_da1a.html

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コメント

こんにちは、この度はTBありがとうございました。

このテムズ川の鯨救出騒動はドイツでも報道されましが、英国BBCは全日生中継していたようですね。
この騒動を通して英国人は「われわれのもつ動物への愛護精神」というものを再確認したようですが、個人的にはこの鯨はもともと何かしらの疾患を抱えていたためにテムズ川に迷い込み、さらには救助隊のおかげでストレス死したといってもいいと思っています。(もともと助かる見込みはなかったと)

アメリカとイギリスは世界の先進国の中でもいろんな面において協調性のなさにかけ、また自国の文化・アングロサクソンのもたらした近代社会の概念をいまや各国の歴史も宗教観も無視して強要する構えです。

そんな英米の行為を少し冷めた目で見ているドイツ人社会はやはり敗戦国なのだなと感じている私です。

ベルリンでの鯨デモへのTBを本テーマの方へさせていただきますね。

投稿: Kyoko Alscher | 2006年2月 3日 (金) 22時32分

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