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2006年6月12日 (月)

タイ国王、天皇を迎えず!【国王戴冠60年式典:朝貢外交以下】

「朝貢外交」というのは、「中華」の側からいえば、「辺境の地からこの世界の中心の都へよくやってきた」といって野蛮人の王たちを手厚くもてなすことにより、「天子の徳」をあまねく天下に知らしめるというものである。

この観点からみると、今回のタイ国王戴冠60年式典における、タイ国の両陛下にたいする待遇は「朝貢外交」以下であったといわなければならない。

小中華王国を目指すタイだが、「中華」の真似事をするには蛮夷にすぎたようである。

昨日、両陛下はバンコクに到着されたが、空港に出迎えたのは皇太子で、国王との接見は今日が初めてになるはずだった。

「御座船行列」のおこなわれる今日の夕方、国王と王妃は宮殿の広間に椅子をしつらえて各国の王族を迎えた。

私はいまタイの深南部の町にいて、この様子を先ほどホテルのテレビで見たところである。(正式の会見は別に行われた。その実況は見なかったが、録画で後に流していた。これは船見物の前の私服での挨拶の場面だったようだ。)

国王と王妃の椅子の周りには、例の口をいつも半分あけている王女ら女性王族たちが絨毯の上にべったり女の子すわりをしてだらしなく待機している。これは、彼らの風習なのだろう。

招待された王族は二十数カ国。順番に宮殿(?)に入って行き、国王、王妃と握手をし、王女らと挨拶する。

王女らの挨拶の仕方が相手によってまったく違うのが、いかにもタイらしい。相手が国賓でも常に格付けをして態度を変えるようである。

天皇皇后両陛下が宮殿(?)に入られたのは、最後から2番目だった。最後はスウェーデンのグスタフ国王。

ところが、両陛下が入場される直前に、タイ国王、王妃は席を立ってどこかに行ってしまった。王女たちもばらばらになっている。

国王がいなくなると、広間はいろいろな人が歩き回るようになり雑然としてきた。

陛下が入場されたときの宮殿広間はまるで立食パーティの会場のようだった。

両陛下は、空いた椅子が二つ置いてあり、人がばたばたと歩き回る雑踏の中を進まれたが、一瞬どうしていいのかわからないというふうに戸惑っておられたと思う。

王女たちもろくに挨拶しようとしない。国王がいなくなって、すべての当事者が義務から解放されて何もしなくてよくなったという雰囲気だった。

タイ国王は、おおやけに両陛下をお迎えすることなく、御座船行列のほうに移っていったようである。

私はここに何度も書いたが、両陛下、ではなく、日本政府はこの式典をはじめから辞退すべきだった。

王室を批判する言論の自由もない以上、民主主義国家とはいえない。

政治情勢も不安定で、人身売買、売春ツーリズム、少数民族問題、南部問題をはじめ人権問題も深刻な国であり、辞退する理由はいくらでもあったはずである。

タイでは、外国企業に対する特権付与や不利益な規制に関して、行政の任意の裁量の幅が大きいといわれている。

現実には、欧米企業が日本企業以上に特権を与えられていて、タイの日本商工会議所が「日本企業も欧米企業並みに扱っていただけるよう」とタイ政府に陳情したりしているという(2,3年前にバンコク週報で読んだ記事)。

日本政府がタイのくだらない自慰式典に、ハードな日程を作って天皇陛下を無理やり出席させて恥をかかせたのも、タイに投資している日本の経済界からの要望によることなのかもしれない。

   
タイのテレビが天皇を映す時間は本当に短い。たまにちょっと出るくらいである。

映している時間も短くアップもない。東北アジアからは唯一の賓客なのだが(そもそも東アジアにほかに王朝がない)。故意に短くしているとしか思えない撮り方である。

これに対して、北欧の王族などはアップで長々と映している。タイ人の出稼ぎ先であるせいかアラブの王族も結構重視されている。

カンボジアはやっぱり軽んじられている感じがする。ブータンは、このすばらしい国王をもっと映せばいいのに、タイ王族も取り巻きも完全に馬鹿にしきった感じだ。

タイ国王は在位年数世界最長の国王ということを盛んに宣伝しているが、日本の皇室が「存続年数最年長」であることは、タイ人は誰も知らないのではないだろうか。

 
天皇に対するタイの扱いは、明らかにアメリカ以下だと思う。アメリカでは、日本の天皇は英国王並みの待遇を受けると聞いている。

しかし英国王は、戴冠60周年くらいでタイのようなイカガワシイ国には出向かない。これが重要なことである。

  
天皇がタイに行ってしまった以上、このような粗略で失礼な扱いを受けることは必然だった。

訪問しなければならない(訪問させなければならない)義理があったとしたら、それがわが国の弱みだったということになる。

タイという国はこのように、(白人でない限り「行ってしまった者が負け」の国である。

かかわってしまったのがそもそもの間違い、まずもってかかわり合いにならないのが上策、という国はアジアには少なくない。

タイもまたそのタイプの国のひとつであるということの認識を、明確にしておく必要があると思う。そうしないと、あとあと後悔することになる。

私は、将来の独立を志す深南部のみを旅し、マレー系のみと交流してタイを出る予定である。

 
13日も両陛下に関する報道は非常にあっさりしたものである。ホテルにあるタイ語新聞には両陛下の写真がまったく載っていない。

午前中にチュラロンコン大学を訪問なさったのだが、そのことにまったく触れないテレビニュースもあった。

昨日から比較的露出度が大きかったのはモロッコの白人王妃とタイ王女との会談など。

タイ国王は"Maharaja"と呼ばれているようだが、他の国の君主は、天皇陛下もモナコ公もリヒテンシュタイン大公も、みんな"pra racha"でひとくくりだった。どこかの国の「日王」と同じであろう。

天皇皇后両陛下がタイで軽んじられるのには、日本政府だけでなく、在タイ日本人にも問題があると思う。

日本旅行のできるタイ人は限られているから、一般タイ人は在タイ日本人を見て日本という国に対する評価をし、態度を決める。

在タイ日本人が天皇を尊ぶ気持ちをひごろからはっきりと表示していたならば、このような扱いにはならなかったと思う。

世間の狭いタイ人には理解が難しいことだとしても、日本人と少しでも縁のあるタイ人には、「タイ人にとってはタイ国王が一番かもしれないが、われわれには天皇があり、われわれにとっては天皇が一番なんだ」ということをちゃんと伝えておく必要がある。

しかしながら、それを怠って、かえってタイ国王を自分の国王のようにあがめている在タイ日本人が多い。タイヲタといわれるような旅行者にもそういう連中が多いのだ。

バンコク週報に反日コラムを書いていた(る?)男が典型例だが、自分の個人的な無能から日本社会に適応できなかったに過ぎないにもかかわらず、自分がうまくいかないのを日本社会や国家のせいにして、タイのように「入りやすい」安易な避難所に逃避してそのまま居ついている日本人が非常に多い国である。(入りやすい国であることは確かだろうが、「出る」のもやさしいとは限らない。)

タイ人は基本的に事大主義者で、状況主義者、機会主義者である。そうでなくても周りにそういう日本人が多ければ、日本人とはそういう人たちなのだと考え、日本および日本人に対する扱いも彼らの傾向にあわせていくということになるのは当然だろう。

  
両陛下に対するタイの粗略な扱いに加えて、昨晩はワールドカップで日本がオーストラリアに負けて、私も気分が悪かった。

伝え聞くところによれば、在タイの韓国人たちは日本の負け試合に狂喜し大盛り上がりだったそうだ。

そして、注意すべきは、その韓国人たちの取り巻きのタイ人たちも、同じように大喜びを演じていたということ。いま韓国人の勢いがいいと思えば、タイ人はいくらでも彼らのご機嫌を取る。

それ以上に、白人が数世紀にわたり一貫してこの世界を支配しているという事実がある。この事実こそタイ人の社交姿勢を決定する基本中の基本条件、前提中の大前提である。

この事実は欧州王族たちの目に見える資産力からもタイ人にわかりやすいことである。今回タイに来た欧州小国の王家といえども日本の皇室のように質素な家はない。

欧州王族にとっては自分の国はどうでもいいのである。彼らにとって重要なのは血縁で縦横につながっている欧州王族たちのマフィアである。ユダヤ資本など彼らの番頭に過ぎないという人もいる。

そういうことを持ち前の日和見能力で押さえているからこそ、タイ人は一貫して白人に媚びへつらい続けているのである。また、いろんな場面で青年たちにそのような教育もしているのだ。

おそらく、タイのツーリズムにおけるほとんど唯一の接客教育は、「とにかく白人を上げなさい」だろう。

これがタイの処世である。

   
また、タイ国王や王族たちの目には、欧州王族たちはファランとしてのブランドの高さに加えて、たとえ国は小さくても世俗的な実力は大きい国際的な大資産家仲間、自分たちにより近い立場のともに「権力を有する金融マフィア」仲間と映るだろう。

これに対して、日本の天皇などはタイの富裕な支配層から見れば、「〈ファランに負けた国〉の零落した無一文の旧家の当主」としか見えないだろう。

事実そのような扱いだったのだ。

  
タイ人にも日本の天皇の尊さは理解できるだろう、などという幻想は決して抱いてはいけない。

彼らは仏像であれ国王であれ、彼らにとっていちばん神聖なはずのものを、さらに偉そうに見せるためにキンキラキンに飾り立てることに何の疑問も抵抗も感じない人たちなのである。

彼らは、彼らの「高貴なもの」を金色で塗り固め、電気を使い、さらにパチンコ屋のネオンのようなもので飾り立てることを好む人たちである。上流であろうと下流であろうと、教育があろうとなかろうと、タイ人のこの嗜好は一貫している。

したがって、われわれが高貴な人やものに求めるような、質素ななかにある神聖さとか、ことさら手を加えないことの清さとか、謙虚な態度に表れる本当の高貴さとか、そのような観念はタイ人にはまったく理解できない。

このような事柄の理解能力では、タイ人は上流であれ下層であれ、教養ある白人にはるかに劣る。

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両陛下がタイ国王晩さん会 各国の王族らと

【バンコク13日共同】タイ訪問中の天皇、皇后両陛下は13日夜(日本時間同)、バンコク市内の王宮でのプミポン国王主催の晩さん会に出席された。
 晩さん会には、祝賀行事に参列した25カ国の王公族らが招かれた。プミポン国王夫妻ら王族が出迎え、華やかな雰囲気に包まれた。国王は「この場がお互いの国家、国民の友好の進展に資するだろう」とあいさつした。天皇陛下のスピーチは設定されなかった。



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コメント

この恥をかかされたというソースはどこなんですか?

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お答え@Kuantan

本文を読んでいただければわかると思いますが、私はこのときタイに滞在していて、テレビの実況中継でその場面を見ていたのです。タイのどのテレビ局も大体同じ映像を写していたときです。
パッタニという町のホテルのテレビを見たことを、その日のうちにネット屋に行って書いたのが上の文章です。

自分で見たことの「ソース」はあげようがないですね。
あえて言えば、実況中継のテレビです。

投稿: ネロ | 2006年11月11日 (土) 23時54分

上の話はあってもおかしくは無い話です。

さて
タイ族を元にしたお話を昔から良く聞きます。
リリッパットって知っていますか?しつけを全く受けていない上に、性格が史上最悪で笑顔でこどもらしくごまかすのが上手い(タイ語でトーレー。タイジン特有の最強の武器)子供から成長が止まっている亜人類です。ほとんその人間がその笑顔の騙され、その実態を知るものはほとんど存在しない。とても奥の深い物語でした。
で、私は現実にその中に居るようです。
「帰ればいいのに」馬鹿は簡単にそう言います。
会社まで起こして、そう簡単にかえれません。

犬を見ればそこの部族のおおよそを見当つけられます。
半年か一年、毎日運転してみれば、その土地の文明度がわかります。

帰りてぇ!

血の叫びとお思いください。

更に、外人(日本人含む)馬鹿多すぎ。

日系企業の姥捨て山と化したこの国。赴任から3年以上居る人のほとんどはここに捨てられた窓際。ここだと居心地良いから「帰りたい」と言わないから企業にとっては好都合。
中国には「戦える強い人」、欧米には「エリートコースに乗れる人」、他の中進国などには「マネージメントできるひと」。タイは?全体を見れる人がいなければ成らないが、なにも他の地域の10倍もいらん。だから9割方、捨てられた窓際。だから数年前も東芝で200人がた首切られた。窓際でなかったら、わざわざ日本から赴任させた奴を切らんわ。
+タイに自分からいる人は「タイフリ」タイフリーク。騙されたまぬけ。何年も居るのに実態に気づかず、だまされている低脳も多い、っつーかほとんど?だからタイの実態をほんの少しでも言うもんなら、火病を起こす。理論にもなんにもなっとらん唯の感情論、あげく「いやなら帰れば?」おまえはタイジンか?
っつーか,レベルが一緒だから居心地いいんだろ?

話しは変わって。
タイの大様は可愛そう。
別に成りたくなかったのに、兄貴が軍部に更迭されたから身代わりにされてしまった。
でもまだお母様がご健在のときはよかった。母パワーで回りの屑どもをどうにか制御できていた。
見てみなさい。おかぁさまがご健在の時分の写真の大様のお顔。良いお顔が多いでしょ?
比較してみなさい、お母様の没後の大様のお写真。笑顔の写真が見当たらない。
これだけ苦労しているのです。まわりが屑しかいないから。

よく私は「犬の糞並だな、否、犬の糞のほうがまだ役に立つし、第一足を引っ張らない。」と公言する。もちろんタイ族のことだ。まぁ、妥当な比喩だろう。糞にたとえるなら、そうだな、難しいな、、、、、「エボラ患者の下痢糞」といったところがぴったりではないであろうか?

かかわっちゃいかんのだよ。


話しは飛んで。
朝鮮人、とよく比較する。おなじ唐辛子民族だからだ。
でもね、朝鮮人は朝鮮人であることにコンプレックスを持っているし、恥じているんだよね。自分達がどうなのかを知っているし、それから外れたいと思っているんだ。だから、まだ、ほんの少しでも゛10年後゛にでも可能性が無いことは無いかもしれないかもしれないのだ。その分、ここのエボラ下痢より二億3k万光年くらい良いかも知れない。
まぁ、あんたっちゃぶるなのはどちらも同じだが。

つらづらと、つまらんことを失礼しました。

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@Kuantan

在勤ならではの面白いエピソードありがとうございます。

このあたり深くうなずけます。

中国には「戦える強い人」、欧米には「エリートコースに乗れる人」、他の中進国などには「マネージメントできるひと」。タイは?全体を見れる人がいなければ成らないが、なにも他の地域の10倍もいらん。だから9割方、捨てられた窓際。だから数年前も東芝で200人がた首切られた。窓際でなかったら、わざわざ日本から赴任させた奴を切らんわ。 +タイに自分からいる人は「タイフリ」タイフリーク。騙されたまぬけ。何年も居るのに実態に気づかず、だまされている低脳も多い、っつーかほとんど?だからタイの実態をほんの少しでも言うもんなら、火病を起こす。理論にもなんにもなっとらん唯の感情論、あげく「いやなら帰れば?」おまえはタイジンか? っつーか,レベルが一緒だから居心地いいんだろ?

「タイヲタの火病」は2chの海外旅行掲示板など、ネット上でもしばしば見ることができます(最近は2chを見ないのでちょっと前のことですが)。

「タイ」でGoogle検索して出てくるブログなど、ほとんどガードが固くしてありますね。「タイ旅行好きのためのサイト」という前置きがよくあるのはタイならでは。ネパールやマレーシア関係のブログにはそういうのはまずありません。

たまにブログの宣伝のためにトラックバックしようとして「タイ」で検索してまともにできるところは少ないです(もっともココログのトラックバック自体が5分の1くらいの確率でしか送信されませんが)。

投稿: あふりか | 2006年12月23日 (土) 18時07分

管理人コメント

相変わらず、この記事の内容を「ガセ」だと決め付ける論が2chなどにはあるようです。(今回はリンク元、なんと「オカルト板」!でたまたま見た。この記事は「ガセ」だということが多数決で決まっているかのような書きぶり)。

この記事をガセだといっている人たちはあの時期にタイにいたのでしょうか?

この記事は、私がその日にタイにいて、当時どの局もほとんど同じものを流していたタイのテレビの実況映像で「見たとおりのこと」を、その日のうちにパッタニのネット屋で書き、投稿したものです。

他でも書いているように、2chなどに流れている「動画画像」は「正式の謁見」の様子でしょう(いくらタイ国王でもそんなものをすっぽかすわけがない)。

この記事で問題にしているのは(記事の中にも書いてあるとおり)正式の謁見の模様ではない。

そうではなく、御座船行列の前に各国王族が一人ずつ普通の服装で広間の座についているタイ国王に挨拶していった場面。しかし、非常に非礼な場面であったことは事実。

天皇陛下が入場される直前に国王と王妃がどこかに消えてしまい、広間は記事に書いたように雑然として人が歩き回る場所になってしまった。

もちろん、天皇陛下の次(最後)に入場したスウェーデンのグスタフ国王のときもタイ国王はいなかったわけだが、そこはテレビ放映されなかったと記憶する。国王王妃がいなくなったのは天皇陛下が入場する直前だった。天皇陛下すっぽかしの場面も再放映はされなかった。

あの場面はタイ在住、駐在の多くの日本人が見ていたはずである。

しかし、もちろん、彼らがこの話題に関して公然と語ることはない。

タイにいる限り(またタイに行きタイ人とつきあわなければならない予定がある限り)、タイ国家、タイ王室に否定的なことは(白人ならまだしも)日本人は決して言えないからである。

日本と違いタイはそういう「怖い国」なのである。

そもそも天皇陛下が、あのような立場で(モナコ公やリヒテンシュタイン公やモロッコ国王と同列にタイ国王に恭しく拝謁する立場で)タイ国王戴冠60年式典に参列したこと自体、プロトコルからみておかしいのではないか?タイ王室の由緒はたった200年余りで、華人系の侵略王朝である(トーンブリ朝の家臣が謀反を起こして乗っ取った王朝らしい。出は米商人のようである)。

あれをやってしまったら、中国政府が北京オリンピックに招待すると言い出すのもまったく不自然ではないことになると思う。いずれも「中華国家」(タイも小中華)の「国威発揚の儀式」に天皇の参列を許すという点では同じことである。

このような屈辱的なご公務を陛下に強いた日本政府、外務省、宮内庁に大いに問題がある。

投稿: 管理人 | 2007年6月 7日 (木) 15時34分

他の記事から転載

在タイ日本大使館員の不敬発言、(天皇陛下は)「タイが好きなんでしょうねえ」より

私は、タイ国王戴冠60年式典期間中、タイ深南部のパッタニのホテルに滞在し、(やることも特にないので)タイのテレビをずっと見ていた。テレビはもちろんどの局も式典ネタ一色。各局の流すものもほぼ同じ。

御座船行列見物の前には、天皇皇后両陛下が、誰も天皇陛下を注目しさえしない肩の触れ合うような雑踏の中を歩かされ、タイ国王王妃はその少し前に退席してしまい、その座は二つはっきりと空席になっていた。というか、座は国王王妃の座しか置かれていないひろばなのである。私はその様子をテレビの実況ではっきりと見た。

その当日に、私がパッタニのネット屋から投稿した記事がこれである。→タイ国王、天皇を迎えず!【国王戴冠60年式典:朝貢外交以下】

この事実を疑う人がしょうもないタイヲタや2ch極東板あたりの「タイは親日」ウヨには多いようだが、あえていえば、天皇陛下がすべてをご存知である。

私がずっと式典を見ていたのも、本心を言えば、もう少し天皇陛下がテレビに映される機会が多いだろうと思っていたからであり、もう少し特別な扱いを受けるのではないかという甘い期待がどこかにあったからである。これらの甘い期待は徹底的に裏切られた。

この60周年式典期間中を通して、タイのテレビの天皇陛下に対する扱いはきわめて粗略なものだった。外国王族の露出度ということでは、ヨーロッパ小国の白人王族に比べると、天皇皇后両陛下はほとんどテレビに映らなかったといってもいいくらいである。

しょっちゅうテレビに映るのはシリントン王女が白人王族に囲まれて喜んでいるような映像ばかりだった。これはどの局も同じである。

ブータン皇太子がタイの若い女の子たちの人気者になったという話題が日本で報じられたようだが、これはどちらかといえばのちにサブカルチャーから発したもので、式典期間中のタイのテレビでブータン皇太子が扱われることはほとんどなかった。

むしろ、タイ王族のブータン皇太子に対する態度は、まったく馬鹿にしきっているように見えた。①非白人で、②貧しい小国の、③変な服を着ている皇太子、となればこれだけで、タイ族が見下すべき相手としての要件をすべて具えている。しかし、タイ族よりはかなり色白で背が高かったことが、女の子たちには受けたようである。

(2ちゃんねらーの皆さんへ:「テレビの画面を見ていた私の目にはそう見えた」という話なので、「ソースは何なんですか」という頓珍漢な質問はしないように。

脊髄反射のようになんでも「ソースは?」といえばなにか立派な批判をしているかのような頭の悪い思い込みは、2chで育った厨房的若者の特徴のように思われる。

これはタイヲタが多用する論法でもある。なぜなら「タイが嫌いだ」という個人の趣味や「タイの人種差別はひどかった」という感想については、そもそも文献的な「ソース」はありえないから)。

そのような中にあって天皇陛下が扱われた数少ない特集のひとつ(二つのうちの一つぐらい)として、タイ人記者が、在タイ日本大使館員(大使か領事かは私は確認できなかったが普通に考えれば大使だろう)に日本語でインタビューするというものがあった。

その内容は当然ながらあくまで「タイ側」の意向に沿ったものであって、「天皇陛下がいかにタイ王国を敬愛し、タイ国王を尊敬しているか」(私は事実だと思わないのでここでは敬語を使わない)を日本大使館員にしゃべらせるというだけの目的の企画だった。

要求されていることをその通りにしゃべるというインタビューではあったのだが、この日本外交官の天皇陛下にかんする言及は、敬語も一切使わず、もったいぶった口ぶりで、たいへん不敬なものに思われた。本当に、まるで自分のほうが天皇陛下より偉いかのような態度だと、私には思われた。

「(天皇陛下がタイ国王戴冠60年式典に)来るのは当然のこと」

「(天皇陛下は)皇太子時代を含めると○回も(タイに)来ている

タイが好きなんでしょうねえ

というふうだったと記憶している。この日本外交官は天皇陛下に対する敬語を一切使わなかった。(この外務省役人は日本語が不自由で、三人称のときは敬語を使わなくていいと思っていたのかもしれない)。

テレビでこの場面を見た在タイ駐在員などの方々も多いと思うが、どう思われただろうか。

それにしても、同年中にクーデタが起きるような国へ、しかも国王がクーデタを指示するような国の王室行事への、天皇皇后両陛下のご訪問を設定した日本政府および外務省の責任は厳しく問われなければならないはずである。

................................................................................

(「タイは親日国」「タイに恩義がある」というタイヲタ右派および一部ネットウヨの妄想に関して)

TG(タイ航空)のひどさについて(管理人コメント)より

第二次世界大戦中、タイが日本の「同盟国」だったことはよく知られていることですよ。タイに関心のある方はほとんどの方が知っている事実でしょう。

タイは、日本軍の勢いが良かったときは一緒になってミャンマーシャン州に進出し、駐屯したりもしてました。

しかし戦局が日本に不利になり、日本は弱いと見るや、タイ人はたちまち身を翻して英米に通じ、日本軍の駐屯地を襲ったりして白人側に加担しました。

さらに戦後すぐに始まった白人による「インドシナ再植民地化」戦争に全面協力します。

これらの功績により、タイは「日本の同盟国」だったことの責任を問われたり欧米から非難されたりしたことはこれまで一切ありません。

Death Railwayがらみの反日宣伝に大いに加担してきたのもタイ人です。

タイが日本の同盟国だったことはみんな知っていますが、タイ人が行ってきた反日行為、タイの反日についてはあまり知られていません。

タイはそういう国なのですが、それをすばらしい外交技量だと評価する人がいることは承知しています。日和見外交をしても汚いことをしても王権の独立を守ったタイは偉いという人もいるでしょう。

しかし、そういうタイが好きになれるか、そういうタイ人の生き方、自己肯定の仕方を心から立派だと思えるかどうかは人それぞれです。

投稿: 管理人 | 2007年6月 7日 (木) 21時03分

良いブログ、興味深く拝見させていただきました。
なんか、急にタイが嫌いになりましたね。。
タイ赴任の仕事打診があったのですが、かなり冷めました。。
かなりです。。(w

投稿: あ | 2008年11月 6日 (木) 14時15分

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