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2006年7月18日 (火)

タイ人の「土人」性

【補足】

白人のいる風景 JULY, 2006 KUALA LUMPUR

なお「土人」という言葉を私は誹謗の言葉として使っているのではない。これは客観的な性質なのである。タイ社会は、自己の中にある「土人」性を十分に自覚している。「土人」を制度化し、「土人搾取」のシステムを内包しているのがタイの社会なのである。これは「土人」とそうでない人がいるという意味ではない。そうではなくて、上流色白タイ族であっても、自分自身も白人の前ではいつでも「土人」として最低に卑屈に振舞えるように、それ以上に、タイ社会の中の「弱い部分」を自分以下の「土人」として徹底的に卑下し搾取し、外国人に奴隷として容易に売り払える体制のことである。この意味でタイこそはアジアの「土人売春国家体制」の大元であり震源地たる「便所国家」なのであって、KLで見るようなものはまったくその「ひこばえ」に過ぎない。(私はその震源地を見る気力をもうなくしたので、KLあたりにいてひこばえを見ているのである)

タイにおいては「土人」は制度である。それがタイ人の「土人」性、タイ国家の「土人国家」性を再生産している、ということである。

数年前に私が飛行機内で隣り合わせた一人旅の日本人の女の子は、タイの入管役人に「お前はタイ人の癖になんで日本のパスポートを持っているんだ」と詰め寄られたと語っていた。

その理由はどうやら、彼女が小柄で「土人顔」だったからのようである。それだけでなかなか通してもらえなかったそうである。

この一件で彼女はひどく傷ついたらしく、「タイの差別はひどい」「タイ人は人種差別主義者」としきりに訴えていた。

当時の私はまだタイに行ったこともなかったし、タイのことは何も知らなかった。ご多分に漏れず、「仏教国で親日的な『微笑みの国』なのではないか」という、よくある幻想を抱いていたので、彼女の言っていることの意味がピンとこなかった(あとあとになってタップリと知らされることになる)。

この事例からも窺えるように、タイはまず「容姿」による差別を合理化し、制度化さえしている。タイ人にとって「容姿」はIDカードに準ずるか、時にはそれにまさるものであり、法的資格でさえある。

その土台にあるタイの階級社会における生殖によって、「土人」顔は再生産されるとともに、「土人」搾取のシステムもまた再生産される。

白人がレンタルワイフにどんどん生ませている混血児が(時にマスメディアのセレブリティを獲得したりもして)事態を多少複雑にさせているかもしれないが、これが却って「土人」搾取の現実を対外的に曖昧化し、「タイ式社会」への「国際的」(=白人世界の)認知あるいは黙認を導き入れているのである。

タイ人は、「タイには(卑しい)土人がいる」ことを抵抗なく受け容れる。タイ族は、彼ら(色黒の人、モン系、クメール系、山岳少数民族、マレー系等)を、外国人の前でも公然と侮蔑する発言をしてみせる。

ところが現実は、このようにタイ人自身が「タイに土人がいる」ということを受け容れていることによって、タイ人全体が「土人性」を帯びることになるのである。

このことこそ、タイがどこまでいっても土人国家土人売春国家(土人性奴隷国家)であり続けるゆえんである。なぜなら、タイ人自身による「土人蔑視」は、客観的にはタイ人(タイ国民)としての自己卑下でしかなく、タイの「土人国家」性にかんする自己規定にほかならないからである。

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コメント

タイ族って、もともとは中国の辺境の一部族が流れてきたものだと聞きました。朝鮮半島のあの部族といい、この部族といい、唐辛子が大好きで、脳細胞が損傷されたDNAを持っているようです。
あの半島ではよく見てやっても、71%がなんらかの精神障害をもっているそうで。
唐辛子を食べると脳細胞を損傷するようで。
性格の75%はDNAによるものだそうで。
いや、別になんとなく挙げて見ただけですが。
なんらかの病院の患者が自治地域を作って、そん中にはいってしまったような毎日を送っています。
うつるのかな?うつったような外人(日本人含む)も多いようだし、、。
早く帰りたいがな。

投稿: あふりか | 2006年12月23日 (土) 00時42分

こんにちわ、とても興味深いサイトですね、拝見させていただきました。私も学校で性的奴隷制度や男女差別、植民地時代の男女差別など勉強いたしました。私の先生は白人でした。はっきり言って、私の先生とあなたが言ってることは同じだと思います。所詮一言でまとめると人種差別ですよね、そしてそんなに他人のことばかり批判していますが、あなたもセックスやこういった性的なことに興味があるといった時点で白人と同じなのではありませんか?

 私もあなたの意見にとても賛成できる部分はあります。例えば白人というだけで、ちやほやされる、女性からもてるなど、きっと実際あるでしょう。日本にいる一部の外国人の方は実際に鼻高々になっていたり、女性を手玉にとっているかもしれません。しかし、私にしてみれば、だから何?って感じです。では、逆に白人もレンタルワイフをしていますよね、でも同じ日本人の男性もそれをやってるじゃありませんか?日本人男性も幼児売春や、援助交際などをやってるじゃありませんか?
 私は白人の友達もいるし、黒人の友達もいます。みんなとてもいい子です。だからこそ何であなたがそんなに彼らを非難するのかがわかりません。とても悲しいです。あなたも彼ら同様、自分が一番、自分が最高といった意見の方なんですね。第三者からみたらあなたも白人も同じように感じます。 長いコメントで失礼しました。でもとても興味深いものでした。ありがとうございました。

投稿: 西嶋 | 2007年2月14日 (水) 10時59分

>西嶋さん

あなたがどういう感想を持つかは自由ですが、批判する前に私が書いている内容を少しは読んでいただきたいですね。あなたが自由にもつ「ビジョン」だけでなく。

まず、私は「自分が一番。自分が最高」といった意見はどこでも主張していない。(そういうことを私が言っているところがあったら指摘してください)。

また、あなたが卑しく妄想することとは異なり、「白人というだけでちやほやされる、女にもてる」という話が私の議論の「主眼」ではない。(たとえば、私はタイという国が嫌いだが、タイに滞在していたときには女性関係ではずいぶん楽しい思いをさせてもらったことも事実である。しかし、まともな人間ならば自分が女にちやほやされただけで納得できるものではないと思う)。

私は「白人として扱われる」「白人か非白人かによって扱いが変わる」ことによって形成される白人意識(あるいは非白人意識)の機能と構造を問題にしているのである。

さらに、あなたは「人種差別」というが、私の「人種差別に対する考え方」はおそらくあなたとはまったく違う。そのことを前提として批判するならともかくあなたは何も読まずに批判している。→カテゴリー「人種差別に対する考え方」参照。

そして、私は「日本人が幼児買春や援助交際をまったくやったことがない」とは最初から一言も言っていない。

日本および欧米のメディアでは、買春や幼児買春の主役が日本人であるかのような宣伝が長く大々的になされてきた。そしてあなたのようにそれを額面どおりに信じ込んでいる愚かな人が多い。

そのことを私は批判しているのです。これは、白人のイデオロギー操作なのですが、白人の過去の帝国主義とそのレガシーを肯定していくという意味を持つ。

現実には、レンタルワイフにしても幼児買春にしても、量から言っても質から言ってもその主役は圧倒的に白人である、という事実を指摘しているだけです。

「日本人もやっているから白人を批判するな」というあなたのような人は多いが、それは何も批判するな、どちらも肯定せよということでもある。これがいかにも「日本的」な、「村」社会的な発想であることに気づいたほうがいい。(アメリカ人はアメリカがどんなに人権を蹂躙していようと他国の人権状況を厳しく告発し弾劾する。「それとこれとは別のこと」だからだ。日本人も、少しはあれを見習ってもいいと思う)。

なお、わたしは、人種国籍を問わず、自分の友達が「いい子ばかり」ということは経験したことがありません。
そういうことは客観的に見て、というより、原理的にありえないことだと思います。
仮に世の中に「いい子」というものがいるとしても、友達になる人間が「いい子」ばかりということはあまり考えられない。
人にはいい面も悪い面もあるというだけでなく、それが自分にとって良いか悪いかも人それぞれだからです。

だから、私には「私には友達がいっぱいいていい子ばかりです」などと平気で言う人の言葉はまったく信用できないし、もし本気で言っているとしたら、よほど無内容で平板な人格しか持たない方なのだろうと想像するほかはないですね。

投稿: Kuantan | 2007年2月14日 (水) 12時34分

西嶋さんへの反論、興味深く拝読しました。
私なら、貴女は何にも分かってない。馬鹿か。で終わりですが、
丁寧に、論理的に反論する思考力、文章力に感心した次第です。
西嶋さんも、一度、タイに長期旅行して、いろいろな目に遭えば、
理屈抜きに分かるでしょう。
 島国の中で育ち、悪い教育を受けると、頭の鈍い子はああいう感想を
持つのでしょう。

投稿: ロカ | 2007年2月18日 (日) 01時05分

うーん、興味深いです。
私もタイには結構幻想を持っていて、仏教徒だとか微笑みの国だとかオカマが多いだとか、実は鼻の整形がメチャメチャ多いだとか白人大好き、だとかいう程度の知識はありましたが、たぶん実際に知ればかなりエグそうな民族ですね。確かにタイの芸能人は白人の混血ばっかりなんですよねえ。

私も以前インドに住んでいたことがあって、始めは神秘的な幻想を抱いていたけど、その平気で嘘をつく国民性や無礼な言動などの土人性に傷つけられる経験をしました。だから管理人さんが言う意味がなんとなくわかります。
現地で住まなければわからないことってありますよね。
これを、情報として他者に伝えても自分の中で経験の無い人には綺麗ごとで済まされることのほうが多いのですよ。

投稿: みい | 2008年11月16日 (日) 15時55分

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