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2006年8月21日 (月)

「白人のいる風景」をなぜ企画したか

これがキッカケでこのブログが閉鎖されようとしている「白人のいる風景」ですが、私がなぜこういうシリーズを作ろうとしたかについて説明します。

ひとことで言えば、目で見てみなければわからない現実があり、日本ではほとんど語られていないことがここにあるからです。

日本でよく語られること、私も以前から聞いていて信じ込んでいたことは、まず、東南アジアで買春旅行をしているのは日本人オヤジばかりだというような話でした。それがウソであることは何度も述べてきました。たとえばこの記事に書いたとおりです。それと、白人男がアジア人女性を連れているのは「自由恋愛」だという伝統的なウソ。

では、自分で行って見さえすればいいのかというと、必ずしもそうでもないというのが私の考えです。

たとえばタイですが、タイに行きすぎた人、タイに埋没してしまった人の目には、やがて現実が入ってこなくなるということがあります。

最初にタイに行ったころ、そこでの白人たちがやっていることや振る舞いを見たときは本当にカルチャーショックでした。ここはまだ列強の植民地時代だとしか思えないところでした。

売春婦やレンタルワイフを白昼堂々と連れまわす白人オヤジが大量にいるだけでなく、それ以外の白人も圧倒的に多く、植民地の主人然として振舞っている。いつもキレイごとを言う白人たちだが、だれも買春白人オヤジを批判しない。

買春白人があまりにも堂々としているので、しばらくそういうところにいると、彼らの旅の仕方やバカンスの楽しみ方(レンタルワイフを雇って同棲)のほうがここでは正しいのではないか、彼らは正しく人生をエンジョイしているだけなのではないかという気すらしてくる。

こういう国を長期旅行する人は、どこに行っても買春白人たちが偉そうにのさばっているので、まともな感覚の人でもいちいち気にしていられない。次第に無感覚になっていくし、自分の倫理的な防波堤も危うくなってくる。

このように、タイなどに長くいる人は、白人の振る舞いにどんどん無感覚になっていく。そうならないといられない。

また、白人のセックスツーリズムはレイシズムと不可分だと思いますが、タイなどに長く滞在している日本人は、白人の堂々たるセックスツーリズムに無感覚になると同時に、白人のレイシズムにも無感覚になってしまう。タイ人による人種差別、白人優遇も強固なルールになっているので、それにいちいち反発してもしかたがない。結局、どんどんまともな感覚が鈍磨していきます。

だから、日本にいて、白人たちが日本人より正しいことをしているかのような幻想を持っている人にこそ、この現実の一端を目で見てもらい、白人に対する幻想や日本人に対する卑下を捨ててもらいたいという動機でこのシリーズをはじめたのです。

結局マレーシアとインドネシアだけで、タイ編は提供できないことになりましたが、いずれタイ編も提供する予定でした。

東南アジアにおける白人のレンタルワイフ遊びが顔出し暴露に値する犯罪行為であることは、上にあげた記事のほか、売買春・レンタルワイフ関係児童買春(子供買春)などのカテゴリーにはいっている記事や、最新の記事ではカーは理由があってタイを選んだ "farang kee-nok" ニューヨークタイムスなどをよく読んでもらえればわかるはずです。

売春やレンタルワイフ遊びとは限らないという彼らの抗弁は、以前も書いたとおり、白人男性とアジア女性カップルの10中8、9がレンタルワイフ遊びであるような場所に、あえて白人男に同伴していくアジア女性あるいはアジア女性を同伴する白人男性は、第三者から8、9の側と同視されそのように扱われるるリスクを覚悟するのが当然であるという条理を、故意に無視するものです。これは白人メディアがずっとやってきたイカサマなのです。

誰でもゴム草履を愛し短パンを愛し汚いTシャツを愛する自由を基本的人権として持つが、そういう格好で高級ホテルに入っていったなら守衛につまみ出されたり捕まえられて犯罪者扱いされても文句は言えないというのと同じことです。誰もが自分のいる場所と状況を選ぶ自由を持つが責任も持つ。公共の場所にいつ誰とにいるかについて責任を持つのは当然です。

「白人のいる風景」は、他人が私室でやっていることを盗撮したりするものではありません。そうではなくて、東南アジアで公然と売春婦を連れ歩く白人の開き直った犯罪行為を暴露するものです。彼らはこの程度のリスクは当然引き受けるべきです。

いずれにしても、どこの誰かもわからない人の「ご連絡」があったから、記事を削除せよ、というニフティの要請を受け入れることだけはできません

それがいわゆる「プロ市民」のボランティア活動だったとしたら、悪い前例を作ることになると思いませんか

「ご連絡」をした人は「文章」が気に入らないといってきたそうですが、ニフティは画像を削除せよといっています。文章も「見直せ」といっています。

画像を削除したら今度はやっぱり文章だということになるかもしれません。

こういうことをやっていたら、この国は、いや、このブログは私のブログではなくなってしまいます。

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コメント

このブログ続けてくださいね。
私も在タイですが同感ですよ。

で、白人の画像だけ消しちゃうわけにはいかないのでしょうか。
あんな、薄汚い画像はいちいちパソコンの中の映像で見なくても、あなたの文章で充分伝わってきます。

もし、ここのページがなくなっても同じタイトルで他で再開してくださいまし
検索してまた見れるように…

投稿: sh | 2006年8月22日 (火) 16時50分

素晴らしい分析に感服しています。
以前からぼんやりと感じていた事を、ズバリ指摘して頂いたのは、何者にも変えられないと思います。
皮肉なもので、白人にとって蔑んで見ていた極東の島国が、その実世界で一番『平等かつ公平そして馬鹿のつくくらい誠実』な国なんですから。そして、人種差別信奉者も世界で一番少ない国なんですね。そして、白人が大手を振るってる国に限って実情はこれと正反対なんですから、開いた口が閉まりません。

投稿: 鬼作 | 2006年8月23日 (水) 17時34分

youtubeでタイを検索すると白人男が売春婦といちゃいちゃしている動画がヒットしますぜwお試しあれ!

投稿: seinfeld | 2007年8月28日 (火) 10時01分

>あんな、薄汚い画像はいちいちパソコンの中の映像で見なくても、あなたの文章で充分伝わってきます。

これも汚い現実を見たくないという現われ、文章だけでは伝わってこないものもある。
文章は自分のなかにあるイメージの参照、組み立てでできあがっているので、
心理的なバイアス、見たくない、不愉快だと思えば消し去り忘れてしまうことができる。

よって、写真は継続して掲載されることが必要です。

投稿: aoki | 2007年9月 2日 (日) 09時05分

>aokiさん

自分もできれば現実を見たくなかったです。そのことは意識して見るようになって気づきました。

いまブログのトップにあげている「東南アジア某所にて 2007年4月26日撮影」の写真を撮った後は、精神的にもかなりひどい状態になりました。ズタズタという感じで、まだ治りきっていないですが。

あの写真を公表したことに意味があればですが、ふだんからアジア女連れ白人を狙っていて、いつでもカメラをとり出せるようにしていたからこそあの写真も撮れたわけで、「白人のいる風景」をやっていなければあれは撮れなかったと思います。黙って見過ごしたか、見ようともしなかったかどちらかです。

Yahoo掲示板のどこかであの記事を批判している人がいて、もし日本人が被写体だったら公表できなかっただろうなんて書いていましたが、それはまったく逆ですね。

もし男が日本人だったら、私はもっと派手に宣伝してあちこちに貼りまくったと思います。何しろいまの法律では児童買春は国外犯も裁かれるので、現行犯人の写真手配のようなものです。女の子が13歳未満ならどんな合意があっても強姦罪です。

女の子は男に引き回されて自分の故郷に近いエリアにもう十分顔を晒されてしまっています。男は卑怯にもサングラスをしていますが。

いずれにしても、彼女はもう引き返せない道を歩かされてしまいました。考え方や意志の力でこれから人生を取り戻せるなどというのはウソです。10代前半から白人の「ガールフレンド」(使い捨てのレンタルワイフにほかならない)をやっていたような女性をタイで見つけることは簡単ですが(とくに北部)、チャンスがあり更生していて一見まっとうに見える人でも「普通」や「正気」の基準を感覚的に知る機会なく育っていると思います。たとえば「17歳まで5年間ファラン(白人)のガールフレンドをしていたから私は料理が上手」ということを平然と言えるとか。本当にどんなトラウマが残るのか私にはわかりませんが。

人間はそれぞれの宿命に従うしか仕方がないのでしょうが、もうやり直すことができない彼女らにとって、われわれが正論を吐いたり正義感で怒ったりしてもなんの意味もないことは確かです。せいぜい祈ってやるしかないのかもしれません。

投稿: Kuantan | 2007年9月 2日 (日) 10時47分

>自分もできれば現実を見たくなかった

にもかかわらず、タイ好き日本人に”変節”して自己防衛を図ることもなく

>精神的にもかなりひどい状態になり。ズタズタという感じで、まだ治りきっていない

状態にもかかわらず一貫した視点をもってブログを継続された
意志に敬意を表するものです。

たんなる旅行者では知りえないタイという国の本質を、白人の奴隷国家
という正確な言葉でえぐりだした眼力は、得がたいものです。
タイはリッパな独立国家だと思っていた小生の安易な観念をものの見事に葬り去りました。
ゆっくりと侵攻しそこの住民の意識を変え、結局は奴隷化して
自分たちはその上に君臨いて安逸をむさぼる、そのためには
どんな努力も惜しまない、この白人世界とはなんなのだろう、と
Kuantan様のブログにくるたびに考えます。

投稿: aoki | 2007年9月 2日 (日) 15時49分

そうです。白人は普段こそ(外面)紳士ぱっていますが、やつらは上っ面だけです。(というか、白人に限らないのかもしれませんが・・・)。でも、酔ったとたんに開口一番、下ネタを話してくるような失礼なやつらだということはわかります。アジア人だから、白人女よりは安いとか思ってるのかもしれませんね。セクハラもいいとこです。どんどん、白人の悪事を映像で公開して、白人至上主義で教育を受けた多くの人の洗脳をといてください!!

投稿: 白人きもい | 2008年2月27日 (水) 16時44分

僕は10代です。
しらない社会に興味があります。
しかし今回は衝撃が大きすぎました。日本教育による白人の位置付けは現実の彼らとこんなにも違っていたんですね。
そして売春行為を否定する国の力もすごい。正直人として恥ずかしく思って欲しいです。できたらおまえが買われてゴミ袋にいれられろといいたいです。
先進国になったからといって日本人も同様のことをしてるということをもっと皆にしってもらいたいですね。

これからも弾圧に負けず頑張ってください。応援してます

投稿: サータム | 2008年8月31日 (日) 23時50分

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