超自然的なものの展覧会(The Exhibition of the Ghosts, Genies and Coffins) スルタン・シャー・アラーム博物館 マレーシア
ブログで紹介しようと思って写真を撮ったまま忘れていた記事。マレーシア紙NEW STRAITS TIMES、7月6日。日本ではまず報道されない重大な内容を含む記事です。
7月4日から、マレーシア、スランゴール州シャー・アラームShah Alamの”The Sultan Alam Shah Musium”で現在開催されている、「幽霊と魔物と棺の展覧会」(”The Exhibition of the Ghosts, Genies and Coffins”)が盛況を博しています。 この展示は10月4日まで開かれます。
一番人気はこの写真にある人魚のような生き物ですが、重要なことはこの写真に出ている人魚のようなものが、ミイラではなく、まだ生きているということ。
この展覧会は開会後、多くの論争を巻き起こしてもいます。贋物だという批判のほかに、「非イスラム的だ」という強い批判があります。贋物とい批判に対しては、アメリカのオーランドとフロリダからの科学者チームによる標本の分析が予定されています。
(The Exhibition of the Ghosts, Genies and Coffins at the Sultan Alam Shah Musium)
ここに展示されている展示物はすべて、私的な博物館を運営している「宗教教師」であるSufuan Abu Bakarという人の私有物です。「宗教教師」といっても、ただのイスラム法学者ではないようで、sufiと記事にあるので「スーフィー」のようです。(なおイスラム教では、建前上は、プロの「聖職者」つまり神官や僧や神父や牧師というのはいないようで、基本的にはイスラム法の「法学教師」だけです。)
このスフアン・アブ・バカール氏によれば、「すべての展示はX線検査とDNA検査がしてあり、それらには人間の骨と血が含まれていることがわかった」
"All the exhibits from the collections have been X-rayed and sent for DNA testing, and we found they contained human bone and blood..."
ということです。
彼によれば、これらの生き物の多くは人々の邪魔をしていたので捕まえられたものですが、近隣諸国から得たものもあるということ。(近隣諸国のひとつとしてカンボジアがあがっていました。)
"...The sufi master said that many of the toyols(genies) and jenglots were captured because they were disturbing people, while other exhibits were obtained from neighbouring countries."
そして、展示されているこれらの生き物は生きており、ただし、その霊魂は「停止」させられているか、スフアン氏によって物理的に「ロック」されているということ。
"Sufuan said the creatures on display are actually alive but their spirits are held in abeyance or locked in the physical form by him. 'I have the ability to control them.'"
霊魂が停止させられていることと物理的に鍵をかけられて動けなくされているということとの違いが難しいところですが、とにかく彼は、「それらの霊魂をコントロールすることができる」ということです。
つまりこの人は、ただ珍しい生き物のミイラを集めている人ではなく、それらの霊魂をも集めている人、ということになると思います。
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