本来的な意味の「人種差別」について
人種差別とは「人種主義」に基づいて人を差別することだと私は考える。人種主義に基づく差別でなければ言葉の本来の意味における人種差別とはいえない。
人種主義とは、白色人種と自ら称する人種が、グローバルな植民地制度を打ち立て、彼らが有色人種と名づけた人々を奴隷にしたり隷民として搾取したりするために自ら作り出した世界戦略的なイデオロギーである。
人類は知能や理性に関して、その属する人種により、生まれながらにして優劣があり、白人は有色人種に対しこれらの点で優越する、というのが人種主義の考え方である。
これは白人が考え出したイデオロギーであって、白人、黒人、黄色人種、コーカソイド、ネグロイド、モンゴロイドという人種の区別自体、白人が作りだしたものである。黒色人種、黄色人種は、白人にそのように定義された人種であって、自らをそう呼んだのではない。
人種主義および人種差別にはこのような固有の歴史がある。この点は注意を要する。
日本人が「無意識のうちに」人種差別を持つなどということは原理的にありえない。たんなる異質な他者に対する警戒や、村社会の排他性や、民族対立などは、この意味の「人種主義」とはまったく別物である。
有色人種が人種主義を持つことがまったくないわけではない。それは、白人のイデオロギーを内面化してしまった場合である。白人に精神的に従属した結果、白人の精神構造を進んで内面化して同化しようとする場合である。(これはタイ人に顕著な精神的傾向といえる)
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【当ブログ読者からいただいたメールから】
人種差別ーシドニーからの報告
はじめまして。私は現在オーストラリアで語学留学している者です。
今日のシドニーは晴れ。なのに突然頭上から大量の水が降ってきて、ずぶぬれになりました。見上げるとある家の窓で白人の男がこちらに向けてビデオカメラをまわしており、その横で見るからにバカそうな白人女が大声で笑っていました。
私はすぐに何が起きたのか、なぜ道を歩いていただけの私にこのようなことが起きたのかを理解しました。彼らは「下等なアジア人には何をしようが許される」と思っているのでしょう。きっと私のずぶぬれ映像はレイシストサイトか何かで配信されるんでしょうね。
日本にも「ガイジン差別」があるとよく聞かれますが、白人の差別はその比ではありません。露骨な悪意を感じます。日本人は決して、道を歩いているだけのガイジンさんに水をぶっかけビデオを撮るなんてことはしません。日本の「ガイジン差別」は実は差別ではなく、異質な他者に対する警戒の類いだというあなたの意見に激しく同意します。
このような民度の低いバーバリアンの植民地に私はいったい何を学びに来たのか、分からなくなってきました。。。
M
(05/10)
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