s-id.インドラマユ

2007年2月 5日 (月)

インドラマユ Indramayu ジャワ島

1月13日。

午前8時ごろスバンSubangのポンドクFavoriを逃げ出し、ベチャ(リクシャ)でバス停まで行き、インドラマユに行くバスに乗る。バスはすぐに出る。

バス代2万5千ルピアというのは高い。おそらくぼられているだろう。良いバスでもない。ジャカルタ-バンドゥンが安いバスで3万ルピアである。

バスが出て少しすると潮のにおいがしてくる。ところどころで海が見える。バスの物売り、演説家はさらに粗野になる。がなってうるさいだけの演説。そしてカネを集めるときのしつこさ。

バスの窓から見える風景はややインド的。人間も見るからに狂気的で、バンドゥン近辺よりはるかに粗野。

10時過ぎ、何もないところにあるバスターミナルで降ろされる。インドラマユのコタ(市街)に行くと車掌に言っておいたら、そこで降りるように指示された。すぐにアンコタに乗り換え。

11時ごろ市内へ。ベチャ(リクシャ)に乗り換え、Hotel Garuda3というところに入る。エアコン付、水シャワー、8万ルピア。静かで清潔でまあまあの宿だったが、水道水は「アイル・マンディ!(水浴びの水)」といって催促しないと出ない(水だめはある)。冷房入りでも浴室は暑いので水シャワーで十分だった。

インドラマユは大きな町だが、ただだだっぴろく広がっている感じで特に面白い感じはない。並木道がこの辺にしては整然としてこぎれいな感じ。

静かなうちに身体を休めておかないと、本当に休めないときもある。声がリアルに筒抜けの部屋の前で地元の連中が下品な大声でがなり奇声を上げたり歌いだしたりする環境では体を休めることもできない(できる人もいるのだろうが、私にはできない。普段日本にいて日本の静けさや清潔さや時間の正確さなどに「うんざりし」文句を垂れているような旅行者とは私はちがう)。高級ホテルで死にたい。とはいっても、オリエンタルバンコックはいやだ。ベルボーイにやるチップの額を思案しながら死ぬというのも嫌である。とびきりの女奴隷3人くらいに看取られて死ぬというのがやはり理想的なように思われる。

夕方、海(laut)へ行く。人に聞いてもすぐそこのような感じで言うので歩いて行ったが、とても長い距離だった。最後の3キロくらいをバイクにただで乗せてくれる人がいた。

海は、ああ海か、で終わりである。

帰りはベチャ(リクシャ)に乗った。これが悪党で、ホテル近くに来てからわざと辺鄙な方向へ向かっていく。こっちは今日来たばかりの町で暗くもなっていて道がよくわからないから、なかなか指示もできない。明らかにおかしいと思って強く言うとようやく修正する。そして、はじめに2万ルピアと何度も確認させておいたのに、「いろいろまわったから3万だ」という。かなり強情に言い張るがもちろんそんな金は払わない。幸い街中だった。あのまま変なところに連れて行かれたらカネを脅し取られたかもしれない。

インドラマユには製油所らしい施設があり、煙突から炎が見えている。

宿から遠くないところにYogya(ジョグジャ)デパートがある。いつも持ち歩いているデイパックを持って中に入っていろいろ探していたがやっぱり警備員が付きまとってきた。しかし、ニッコリしていてマレーシアほど不躾ではない。このデイパックにはパスポートも大金も入れているのでこんなところで人に渡すわけには行かない。この点に関して言えばタイはより洗練されているといえる(その分人をよく観察しているといえる)。

この辺りの住人は、ざっと見たかぎり、生きる意志の希薄な白痴のような人か強烈な野蛮人かのどちらかに分類されてしまうように見える。しかし、ジョグジャYogyaの女店員は英語は話さないがさすがに洗練されていた。

この町あたりからみると、バンドゥンは洗練された文明圏のように感じられる。

インドラマユよりはパマヌカンの方が町としては面白いところだった。

インドラマユはだだっ広いのでどこへ行くにもベチャを使うのが普通になっている感じである。

「スンダ」と「ジャワ」とではどうやら人種も民族も違うようである。「スンダ」すなわちバンドゥンあたりの人間はジャワ島ではかなり上等な部類に属する人々なのかもしれない。パマヌカンやインドラマユの白痴のような人たちや超野蛮な連中を見ているとそう思う。

パダン人というのもまた違うようである。しゃべっている言葉が違うのがわかる。パダン人はそつがない感じで、ちょっとベトナム人のような雰囲気がある。私の見たところでは、パダン料理店の娘は少女のころの安達祐実似であることが多い。あの系統の顔立ちが多いように思う。

ホテル・ガルーダ3は土曜の夜だったが静かだった。しかし、家主は白痴のようなおばさんで気持ちが悪い。いちいち頼まないと水道の水を出してくれない。たまり水で口をゆすいだりするのはあまり好きではないので1日3回くらい頼むことになる。同じことを何度言っても一向に平気で客の不便ということに対する感性がゼロ。この辺の人は白痴かケダモノかのどちらか。ケダモノでなければ物を感じる力のない白痴的な人が多い。これは風土というより彼らの遺伝なのではないかという気がする。

14日。

疲れたのでホテル・ガルーダ3に連泊。

本当にここの人は白痴。インドネシア語で「もう一泊する」と言うとすかさず、ソファに座ったまま銭クレのしぐさをする。指でお札をこするしぐさ。こっちも負けずにビルを書くジェスチャーをするとようやく腰を動かして仕事を始めた。

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